銀行員からの転職――明確になった自分の価値観と夢

松江 倭姫(ホールスタッフ)
前職は銀行員。かねてから憧れていた飲食業界へ転職を決意し、2019年1月に入社。現在、TAMEALS大手町店でホールスタッフとして働く。

本当にやりたかったことを求めて転職を決意

前職では銀行で法人向けの営業を担当していました。さまざまな会社の経営に触れられることが面白く、仕事にはやりがいも感じていましたが、このまま銀行で働き続けていくことには迷いがありました。ふとした瞬間に、「私が本当にやりたかったことは何だったのだろう?」と考えるようになり、思い返したのは子どもの頃からの夢でした。

私は、小さいときから人が美味しそうにご飯を食べたりお酒を飲んだりしている空間や雰囲気が大好きで、いつかは飲食店で働きたいと思っていたんです。銀行で学びを得た今、将来は自分で飲食店を経営してみたい、そんな思いがむくむくと湧いて、思い切って転職することを決めました。

自分の役割を見出していく難しさと面白さ

CLASSICに入社してまず驚いたのは、自由でフラットな社風でした。前職では間違いが許されないこともあり、まずは規則を守ることが第一。一人で仕事を任される場面はほとんどありませんでした。一方、CLASSICで求められるのは、決められたことをやるのではなく、自らが仕事を生み出すということ。自分のやりたいことに挑戦できる面白さがあると同時に、その難しさも感じています。

トップダウンで全てが決まってしまうような大規模な会社とは違い、店舗の個性を大切にしていること、スタッフと役職者の距離が近いことも、意見の言いやすさにつながっていると思います。上部の方々は、度々店舗を訪れ、「最近どう?」「これからどんなことがやりたい?」と、スタッフ一人ひとりの要望や想いに耳を傾けてくれます。世間話の延長でそんな話ができるので、リラックスして自分の考えを伝えることができるんです。

昇級の仕組みもクリーンでわかりやすい。年に2回の面談では、チェックシートをもとに上司と一緒に振り返りを行うので、会社の評価と自己評価にズレがなく、納得した上で前に進むことができます。

入社半年で店のワインリストを任されるように

CLASSICでは、スタッフの学ぶ機会として、月に1、2回ほど勉強会や、国内外での研修旅行を開催しています。私はその企画や運営にも携わっているのですが、ホールスタッフの仕事と両立しながら、会社の業務に幅広く携われることに、面白さややりがいを感じています。

今年の6月にはボルドーのシャトーを巡り、実際に現地で出会ったワインをお店で紹介するフェアも企画しました。ソムリエの資格を取るために勉強している私は、こうした勉強会や研修のほかに、外部の試飲会などにも積極的に参加するようにしています。そんなやる気とワインへの熱意が伝わったのか、入社して半年にも関わらず、お店のワインリストを任せていただいたときはとても嬉しかったですね。店長と相談しながら新しいものを取り入れ、お客様に喜んでいただけるようリストの幅を広げているところです。

夢に向かって日々コツコツと

TAMEALS大手町店は場所柄もあって、会社帰りに一杯立ち寄る方や、団体でワイワイと楽しむ方、記念日をお祝いされる方など、訪れるお客様もその使用用途もさまざまです。私が心がけているのは、常にお客様の目線に立つようにすること。メニューをお持ちする動作ひとつとっても、すぐに行くべきか、一息おくべきか、お客様のその日の目的や気分を読み取って、一番心地いいタイミングを見計らうようにしています。

異業種に飛び込むことに不安がなかったわけではありません。家族はもちろん、小さいときからお世話になっていた方や友人などにも相談し、意見を聞きました。そのとき、「子どもの頃からの夢なんだからやってみたら」と背中を押してもらったことが大きかったですね。今、こうして大好きな食やお酒に関わる仕事をしていることがとても楽しく幸せです。今までにはなかった人との出会いや経験を通じて世界がグンと広がり、自分が何を大切に生きていきたいかという価値観もよりはっきりしたと思います。

将来的には自分のお店を持ちたいという目標はありますが、だからこそ、まずはお店の中で信頼されるような立ち位置になっていきたいですね。お客様一人ひとり、丁寧な接客を心がけ、日々コツコツと経験を積み重ねていきたいです。

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